パニック障害の克服に必要な3つのこと

 パニック障害は最近でこそポピュラーなものになりつつありますが、まだまだ世間一般からの風当たりは決してやさしいものではありません。パニック障害の患者さん自身でさえそうかもしれませんね。自分の性格の弱さからこんな病気になってしまったのだと考えがちなのです。
 けれども、パニック障害を本当に克服しようと思えば、そういう真面目で責任感の強い性格が駄目だというのではありませんが、自虐的な思いでいるだけでは改善は病気の克服は難しいということです。
ここでは、パニック障害を克服するために、あなたの心に刻んでほしい3つの心構えを紹介したいと思います。

パニック障害になった原因を突き詰めない

 パニック障害になってしまうと、予期不安や広場恐怖によって外出することもままならず、普通の日常生活が困難になってしまう場合が多いです。そのため、パニック障害を克服しようという意識を持つ以前に「なぜ自分だけこんな病気になってしまったのか」「自分の何が悪くてこんな状態でいるのか」と、なぜ、どうしてを繰り返して、答えの出ないトンネルにさまよい込んでしまうことが多いようです。
 パニック障害を克服するための心構え、その1は「パニック障害になった原因をあれこれ突き詰めすぎない」ということです。なぜなら、パニック障害は決してあなた一人の身に起こる珍しい病気ではなく、ストレス社会に生きる私たち、誰の身にも起こり得る病気で、性格的な問題が原因で起こるのではないからです。
 ですから、パニック障害を発症してしまったことをあれこれ悔やむのは、何の解決策にもなりません。ある意味開き直って、パニック障害を克服するのだという強い意思を持ってください。

パニック障害は完治することを理解しましょう

 パニック障害を克服するための心構えその2は、「パニック障害は完治することを理解すること」です。世の中には、いまだに原因不明、治療法が見つかっていないという難病にかかり亡くなっていく人が大勢います。それに比べてパニック障害というのは、個人の差こそあれ、きちんと治療に取り組めば必ず完治するのです。死んだり気が変になったりする病気ではありません。
 そのことをまず知って克服に向けた行動を取っていきましょう。自分でパニック障害のメカニズムを知って病気に振り回されず、完治した後に訪れる、昔どおりの幸せな日常生活を思い描き、前向きな心で病気に立ち向かっていきましょう。

処方される薬の効果を信じよう

 パニック障害を克服するための心構え、その3は「医師の処方する薬の効果を信じる」ということです。パニック障害は薬が非常によく効く病気です。けれども、どんな薬が効くか、どの程度服用すればいいかということは、非常に個人差のある部分です。「最近よくなったような気がするから服用はやめよう」「薬の量が増えてくせになるのが怖い」と言った自己判断で、勝手に薬の服用を止めればまた症状はぶり返し、なかなか克服には至らないのです。
 信頼できる専門医を見つけたら、完治する日までその医師を信じて、治ったと思っても医師から太鼓判を押してもらうまでは薬の処方を止めずに続けることが大切です。

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