カフェインはパニック障害を悪化させます

パニック障害を誘発させる物質いろいろ

パニック障害を誘発させる原因となるものは、一つではありません。さまざまな遠因が複合的に重なると、パニック障害が起こる頻度があがってくるといえるでしょう。ストレスなどもその一つですし、タバコの吸い過ぎもよくないですよね。
また、食べ物や飲み物の中でも、カフェイン含有量の多いものは、パニック障害の方は摂取し過ぎないほうがよいのです。カフェインはパニック障害を誘発する物質としては、かなり上位にくるものといえるでしょう。

たとえば、仕事が大変忙しい部署にいる方は、常にストレスにさらされており、知らず知らずのうちにカフェインの多く入った飲み物を1日に何杯も飲んだり、お酒やたばこが止められなかったりするでしょう。
その一つ一つは直接パニック障害を引き起こす大きな原因とはならなくても、長期間にわたってそういう生活を続けていると、何かが引き金となってある日突然パニック障害を発症してしまうことにもなりかねません。

コーヒーがパニック障害の方によくない理由

特に、コーヒーはパニック障害の患者さんが1日に頻繁に飲むと、パニック発作を起こす可能性がグンとあがってくるというデータもあります。
何もカフェインが入った飲み物というのはコーヒーに限ったことではありませんが、同じカフェインが入った飲み物でも、紅茶や煎茶、抹茶などはそれほど気にする必要はありません。抹茶や紅茶などの飲料の場合、茶葉そのもののカフェイン含有量はコーヒーの豆に含まれるカフェインより多いのですが、1杯あたりに抽出した量で計算するとカフェインはそれほど多くはないのです。1杯あたりのカフェイン含有量の一番多い飲み物がコーヒーなんですね。だから、1日にコーヒーを多量に飲む方はパニック障害を引き起こす遠因になりかねません。

カフェインが脳内物質に与える影響

では、なぜカフェインがパニック障害にはよくないのでしょうか。
脳内にはいろいろな神経伝達物質が存在し、その中の一つにアデノシンという物質があります。アデノシンは、ノルアドレナリンが過剰に分泌し過ぎるのを防いでくれる役目があり、ノルアドレナリンのブレーキ役としてなくてはならない存在なのです。

ところが、このアデノシンを抑制してしまう働きがカフェインにはあります。つまり、あまりカフェインを多く体に摂取してしまうと、ノルアドレナリンを抑えてくれるアデノシンが少なくなって、発作が誘発されやすくなるというわけなのです。

パニック障害の患者さんが、1日に5~10杯コーヒーを飲むと、その半数以上が発作を起こしてしまうというデータもあります。

何も完全にコーヒーを飲むのを止めなさいということではありませんが、パニック障害の方で、つい、くせになって1日に何杯もを飲んでしまっている方がいるとすれば、その量を減らしてほかの飲み物に変えられるといいですね^^

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