パニック障害を完治するには?

 パニック障害は完治できる病気だといわれています。では、完治とはどういう状態を言うのでしょうか。正式には寛解という言い方をします。症状が出ない状態、通常の日常生活が行える状態をさします。今後二度と発作が出ない状態までを指すわけではないですが、寛解の状態を完治とするなら、完治までの道のりにはどのようなステップが必要なのでしょうか。

パニック障害を完治するためのステップその1

 パニック障害を完治させるためには、まずパニック障害という病気のしくみを知らなければなりません。身体に異常が認められないのに死んでしまうのではないかと思うほどの症状が現れる。これは実は脳が機能障害を起こしているのだという原因を頭でしっかり理解していくのです。
 パニック障害とは、本当に身体のどこかに治療すべき欠陥があるのではなく、したがって死ぬような病気ではないと知る、必ず治ると信じて不安を一つずつ取っていくことが大切です。そして、自分と相性のいい専門医を見つけ、薬物療法から始めるのが完治へ向けての第一歩です。

パニック障害を完治するためのステップその2

 パニック障害は薬の効果が非常によく表れる病気ですから、しばらくすればパニック発作自体はおさまりますが、肝心なのはここから。発作は起きなくなっても発作が起こったときの恐怖は頭からずっと離れず、その後も不安と恐怖心は心いっぱいに広がっていきます。この不安と恐怖心を克服していかない限り完治は難しいでしょう。
 そのためには認知行動療法を行い、実際にパニック発作を恐れている状態にあっても発作が起こるとは限らない、もし起こっても自分は大丈夫だと自信を体験を通してつけていくことです。
 それと同時に、普段からの生活リズムを自然なものに整え、暴飲・暴食を止め、ストレスを上手に発散できるような自分なりの方法を見つけ、物事の明るい面を見て感謝の気持ちを持って過ごせるよう、心の安定をはかっていくこともパニック障害完治へ向けての重要なステップとなるでしょう。

パニック障害を完治するためのステップその3

 パニック障害は、完治のタイミングが難しい病気でもあります。そこを素人判断しないようにしたいものです。パニック障害の諸症状が出なくなり、毎日を不安に思うことも少なくなってきた状態まで回復しても、その後1年間ぐらいは薬の服用を勧める医師は多いと思います。
 それを、症状がなくなったからと言って、自分勝手に服用をやめてしまうと、また何かの拍子に発作が出たり病気がぶり返したりということがあるのです。ですから、信頼おける医師から完治、あるいは寛解の言葉が出るまで、薬の服用を止めてもいいと言われるまでは服用を続けるのが結局は完治への近道なのです。

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