予期不安からくる吐き気への対処法

予期不安からくる吐き気とは

パニック障害の予期不安からくる吐き気というのはどういう感じがするものなのでしょう。
通常、パニック障害の人以外でも、極度に緊張したとき吐き気をもよおした経験はないでしょうか? 舞台へ上がってスピーチしなければいけない、大事な試合の前、ピアノの発表会などなど・・・。

人は、極度の緊張や不安・恐怖にさらされると吐き気をもよおすものです。それがパニック障害の予期不安からくる吐き気と同種類のものだと思われます。
その感覚は、人によってまちまちですが、例えば車酔いのような感じとか、ジェットコースターで一番高いところから急降下するときのあのふわっとした感じとか、お腹のあたりがムカムカいやあな感じになるとか胃液があがってくる感じ、などです。

また、パニック障害と関係なくても、何かの折に人前で吐いてしまって迷惑を掛けた、という経験から「人前で吐いてしまう」ことへの不安・恐怖が募って嘔吐恐怖症になってしまう人もいます。

嘔吐恐怖症はそれ単体でも起こる不安神経系の病気ですが、嘔吐恐怖症から、人前で吐いてしまうことへの強い予期不安が起こり、パニック障害へと進んでいってしまう人も少なくないようです。

予期不安で吐き気が来たときの対処法

予期不安で吐き気が起こってきたとき、それに対処する方法としては、やはり医師に処方してもらった吐き気止めを飲むのが一番効果的だと思います。実際に飲まなくてもそれがあるだけで安心できる場合だってあるでしょう。それと同時に、パニック障害の薬として処方されている薬を服薬することで、予期不安自体をやわらげることも有効です。

横になれる場所があれば横になって、ゆっくり深呼吸をするのもいいですし、何か好きな香りと嗅ぐとか、普段からガムを噛んで吐き気がこないようにしているという方もいるようです。

予期不安を取っていくことで吐き気もおさまる

これまでお話してきたように、パニック障害の予期不安からくる吐き気というのは、精神的な不安定が関係していることが多いですから、その不安と取り去ることで吐き気もおさまってくると考えられます。

予期不安をやわらげるには、リラックスできる環境を作ったり、大きく息を吸って吐くなどの呼吸法(丹田呼吸法)を体得したり、良質な睡眠をとったり規則正しい生活をすることなどでずいぶん解消できると思います。1日のうちで予期不安を感じる瞬間が少なくなれば、それだけ気になっていた吐き気もいつのまにか以前ほど気にならなくなるということがあるかもしれません。

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