パニック障害の動悸への対処法

 パニック障害の代表的症状であるパニック発作。その中でも、激しい動悸や息ができなくなるほどの胸痛は、死を連想させるほどの恐怖を感じるだろうと思います。ここでは、パニック障害の発作によって動悸が激しくなった場合の対処法についてお話したいと思います。

パニック障害の発作では死なない!と認識しよう

 まず、一番に理解しておいていただきたいのは、パニック障害の症状として起こるパニック発作の激しい動悸、胸痛などでは死ぬことはないということです。パニック障害で動悸の症状が出ているとき、一番不安に思うことは、「ここままここで死んでしまうのでは?」という恐怖だと思います。パニック障害のやっかいなところは、その恐怖心がさらなる発作を引き起こす引き金となるところなのです。
 発作を起こしても死んだりしない、なんとかやり過ごせば数分でおさまる、このようにきちんと頭で理解していくことが第一の対処法でしょう。

パニック障害で激しい動悸の症状が出たら?

 しかし、いくら頭で大丈夫だと理解していても、実際にパニック障害の発作で激しい動悸が突然起これば、誰だって恐怖を感じるし慌ててしまうでしょう。では、そんなときどうすればいいのでしょうか。パニック障害の発作で激しい動悸に見舞われたとき大抵は過呼吸の状態になっていますから、まずは落ち着いて呼吸をふつうの状態に戻すことが必要です。
 身体をうつ伏せにするか、もしくは頭とひざがくっつくくらい前かがみの姿勢で椅子に座りましょう。そうすることで、自然に腹式呼吸になります。息は吸うことではなく、吐くことを意識してください。ゆっくりの呼吸を心がけまずは深く息を吐ききってください。過呼吸になっているときは、息を吸うばかりになってしまうので、意識的に息を吐くことで、ゆっくりした呼吸に戻すことができるのです。
 

普段から心がけておくパニック障害の動悸への対処法

 パニック障害で激しい動悸などの発作の症状が出た場合に一番有効な対処方法は呼吸法だと思います。腹式呼吸がいいのですが、これは、普段から練習しておかないと、実際に動悸がし始めたときに冷静に腹式呼吸をしようと思ってもなかなかできるものではありません。
 気持ちを落ち着け、普段から腹式呼吸ができるように練習しておきましょう。腹式呼吸をうまく使って行うものにヨガがあります。ストレッチや気功などもいいですね。体を使って楽しみながら呼吸法をマスターしていくのも一つの対処法だと思います。

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