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パニック障害の症状チェック表

 パニック障害には、パニック発作、予期不安、広場恐怖という3つの特徴的な症状があります。以下に、パニック障害におけるこの3つの症状がどういうものかわかりやすくするために、一覧にまとめてみました。これを見て、まずは自分に当てはまることがどのぐらいあるのかチェックしてみましょう。

パニック障害におけるパニック発作の症状

・心臓が口から飛び出しそうなぐらいの激しい動悸がする
・手足、または全身に悪寒が走り震えが止まらない
・冷や汗が出る
・息がつまる感じがする
・呼吸が速くなる
・口が渇く
・胸が苦しい
・吐き気がする
・下腹部に不快な違和感がある
・めまいがする
・手足がしびれた感じがする
・顔がカーっとほてる
・手足が冷たくなる
・このまま死んでしまうのでは?と感じる
・自分は気が狂ってしまうのでは?と感じる

 パニック障害におけるパニック発作は上記に示したようなさまざまな症状が、同時に複数起こります。そして、数分~数十分で発作がおさまった後は、身体的にもどこにも異常が見られないというのがパニック障害の特徴なのです。

パニック障害における予期不安の症状

 次に、予期不安と呼ばれる症状にはどんなものがあるかを一覧にしてみました。
<もしまたパニック発作が起こったら・・・>
・死んでしまうのではないか?
・人前で失神したり失禁したりして恥をかくのが怖い!
・倒れたとき、周囲の人が誰も助けてくれなかったら!
・発作を起こすことで、多くの人に迷惑を掛けてしまうのでは・・・。
・気が狂ってしまうのではないか?
・何かとても危険な病気が潜んでいるから発作を起こすのではないか。
・事故を起こしてしまうのではないか。

 パニック障害においては、この予期不安の症状があるかないかがかなり重要になってきます。パニック発作や広場恐怖があっても、予期不安がなければパニック障害とは診断されないからです。また、パニック障害の患者さんによっても予期不安を感じる頻度や程度は個人差があります。

パニック障害における広場恐怖の症状

 パニック障害における広場恐怖というのは、一度発作を起こした場所へ行くことが怖くなったり、発作が起きたときに逃げられない場所などへ行くことを避けたりする症状です。この症状は、パニック障害の方でもある人とない人がいるようです。
 広場恐怖には軽度、中度、高度の3段階があります。軽度の場合は、外出することに不安はありますが、必要最小限の外出は可能です。中度は、一緒に付き添ってくれる人がいれば外出できますが、一人では外出できません。症状が進み高度になってくると、ほぼ完全に外出できなくなり、家にひきこもってしまう状態になっていきます。

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カフェインはパニック障害を悪化させます

パニック障害を誘発させる物質いろいろ

パニック障害を誘発させる原因となるものは、一つではありません。さまざまな遠因が複合的に重なると、パニック障害が起こる頻度があがってくるといえるでしょう。ストレスなどもその一つですし、タバコの吸い過ぎもよくないですよね。
また、食べ物や飲み物の中でも、カフェイン含有量の多いものは、パニック障害の方は摂取し過ぎないほうがよいのです。カフェインはパニック障害を誘発する物質としては、かなり上位にくるものといえるでしょう。

たとえば、仕事が大変忙しい部署にいる方は、常にストレスにさらされており、知らず知らずのうちにカフェインの多く入った飲み物を1日に何杯も飲んだり、お酒やたばこが止められなかったりするでしょう。
その一つ一つは直接パニック障害を引き起こす大きな原因とはならなくても、長期間にわたってそういう生活を続けていると、何かが引き金となってある日突然パニック障害を発症してしまうことにもなりかねません。

コーヒーがパニック障害の方によくない理由

特に、コーヒーはパニック障害の患者さんが1日に頻繁に飲むと、パニック発作を起こす可能性がグンとあがってくるというデータもあります。
何もカフェインが入った飲み物というのはコーヒーに限ったことではありませんが、同じカフェインが入った飲み物でも、紅茶や煎茶、抹茶などはそれほど気にする必要はありません。抹茶や紅茶などの飲料の場合、茶葉そのもののカフェイン含有量はコーヒーの豆に含まれるカフェインより多いのですが、1杯あたりに抽出した量で計算するとカフェインはそれほど多くはないのです。1杯あたりのカフェイン含有量の一番多い飲み物がコーヒーなんですね。だから、1日にコーヒーを多量に飲む方はパニック障害を引き起こす遠因になりかねません。

カフェインが脳内物質に与える影響

では、なぜカフェインがパニック障害にはよくないのでしょうか。
脳内にはいろいろな神経伝達物質が存在し、その中の一つにアデノシンという物質があります。アデノシンは、ノルアドレナリンが過剰に分泌し過ぎるのを防いでくれる役目があり、ノルアドレナリンのブレーキ役としてなくてはならない存在なのです。

ところが、このアデノシンを抑制してしまう働きがカフェインにはあります。つまり、あまりカフェインを多く体に摂取してしまうと、ノルアドレナリンを抑えてくれるアデノシンが少なくなって、発作が誘発されやすくなるというわけなのです。

パニック障害の患者さんが、1日に5~10杯コーヒーを飲むと、その半数以上が発作を起こしてしまうというデータもあります。

何も完全にコーヒーを飲むのを止めなさいということではありませんが、パニック障害の方で、つい、くせになって1日に何杯もを飲んでしまっている方がいるとすれば、その量を減らしてほかの飲み物に変えられるといいですね^^

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パニック障害で妊娠しても大丈夫です!

妊娠がパニック障害に与える影響

女性の妊娠・出産とパニック障害はどのように関わってくるのでしょうか。
そもそも、パニック障害に限らず、女性は妊娠すれば不安神経症的なものは症状が軽くなるといわれています。新しい命が自分のお腹の中に宿ったことで女性は強くなるせいかもしれません。また、出産時の痛みに比べたらパニック障害の発作のほうがましだったと語る女性もいるほどです。
実際にアメリカのコロンビア大学教授、クライン博士はパニック障害と妊娠とに関連性があるかという調査を行っていますが、そのときは、パニック障害の女性が妊娠中にその症状がおさまっていたという例が多数あったと報告されています。
では、女性は妊娠中にはパニック障害の症状が出ないのかといえば、実はそうでもありません。妊娠をきっかけにパニック障害が再発したという患者さんの例もまた少なくはないのです。
結局、パニック障害と妊娠についての決定的な因果関係は見られませんが、妊娠という大きな経験が、パニック障害によい影響を与える場合と、悪い影響を及ぼす場合の両方がありえるということです。そして、実際に妊娠してみないことには、パニック障害がよいほうへ作用するのか悪いほうへ作用するのかも解明はされていないのが現状です。

パニック障害の治療薬と妊娠

パニック障害の治療中に妊娠してしまった場合、何が一番心配かというと、やはり飲んでいる治療薬がお腹の赤ちゃんに及ぼす影響だと思います。
妊娠中に薬を飲んだら赤ちゃんが奇形になる・・・といった不安は、パニック障害をお持ちの方以外でもあると思うのです。
サリドマイドという薬を飲んでいた妊婦さんに手足が短い奇形児が多く生まれたことは有名で、そのため、薬イコール奇形児というイメージがあるのかもしれませんが、それは正しい認識とはいえません。

特に、パニック障害の治療に使われている薬で、妊娠中に飲むと奇形児のリスクが上がるといったような薬はないのです。
それより、妊娠したから薬は飲みたくないと言って、勝手に今まで処方されていた薬の服薬を止めてしまうことのほうが危険といえるかもしれません。
お医者さんの指示にしたがって、きちんとした量を飲むことでパニック発作の発生を抑え、立派に元気な赤ちゃんを産む方がほとんどなのです。

パニック障害の方が妊娠中に注意すること

とはいえ、妊娠中はやはり通常の状態ではないことも確か。いくつかの注意点はあります。ただ、それも健康な妊婦さんに対する注意点と何も変わりはないといっていいでしょう。

●できるだけ、いろいろなことに不安にならず、お医者さんの言うことを信じて、日々リラックスして過ごすこと
●服薬の量やタイミングなど、全ては一人で判断せず、きちんと医師と相談すること
●睡眠をきちんと取り、食生活に気を付けること
●どうしても薬の影響が心配な人は、認知行動療法などの治療に切り替えてみる

これらのことに注意しながら、安心して元気な赤ちゃんを産むことに専念しましょうね!

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